0
¥0

現在カート内に商品はございません。

蒸留精製竹酢液の試験結果について

ウイルス不活化効果の試験結果について

1)新型コロナウイルスに対する不活化効果試験

新型コロナウイルスに対する不活化効果試験

1.表題

試験資材のウイルスに対する不活化効果試験

2. 試験番号

No.217183N

3.目的

試験資材と新型コロナウイルス (SARS-CoV-2)を反応させた時のウイルス不活化効果を確認するために実施した。

4. 試験管理組織

試験依頼者の名称及び所在地
名称 有限会社 竹炭の里
所在地 〒880-1224 宮崎県東諸県郡国富町大字深年3845番地13

実施機関の名称、所在地及びその長の氏名
名称 株式会社 食環境衛生研究所
所在地 群馬県前橋市荒口町561-21
氏名 代表取締役 久保 一弘

試験実施責任者の氏名
上谷智英

試験担当者の氏名
遠藤昇里

5. 試験スケジュール

試験受託日 2021年9月21日
試験開始日 2021年11月8日
試験終了日 2021年11月30日

6. 試験資材

試験資材①:蒸留精製竹酢液(原液)
試験資材②:蒸留精製竹酢液(10倍希釈液)
 ※対照資材として滅菌リン酸緩衝液を使用した。

7. 供試微生物

SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)
※人由来分離株:唾液よりVero細胞を用いて分離培養後、リアルタイムPCRを用いてSARS-CoV-2遺伝子の増幅の確認 (厚生労働省通知法)を行ったウィルス株
培養細胞:Vero細胞 (アフリカミドリザルの腎臓上皮由来株化細胞)

8.区の設定

区 処置 感作時間 対照区 リン酸緩衝液10mLにウイルス液1mL添加 試験開始後0、1、60分 試験区1 試験資材 ①10mLにウイルス液1mL添加 試験開始後 1、60分 試験区2 試験資材 ②10mLにウイルス液1mL添加 試験開始後 1、60分

9. 試験方法

「ウイルス実験学 総論 改訂二版 丸善株式会社 ウイルス中和試験法」を参考として実施した。

10. 試験手順

①予備試験:
試験実施前に、各資材を10倍段階希釈後、培養細胞に接種し、37°℃、5% CO2 下で5日間培養した。 培養細胞が正常な形状を示さなかった場合、資材による細胞毒性有りと判定し、本試験では細胞毒性が確認された希釈倍率を試験判定から除外した。

その結果、試験資材 ①では10倍希釈液で細胞の発育不良が確認され、試験資材 ②では10倍希釈液で細胞の発育不良が確認されなかった。このため、試験資材 ①の試験に際しては、試験資材とウイルス液の混合液を10倍希釈した後接種する必要があると判明した。 また、ウイルス添加濃度は 10 TCID 50/mlとした。

②本試験・試験液混合:
試験区分に従い、試験資材及びリン酸緩衝液の各10mLをそれぞれ分取し、ウィルス液を添加した。
ウイルス液1mL添加後、混合液として室温 (25℃) にて所定の時間静置した。

③本試験・細胞接種
試験区分ごとに感作が終了した混合液をそれぞれ10倍段階希釈し、96well プレートに培養した細胞に100μLずつ接種した。判定は、37℃、炭酸ガス培養 (5%) 5日間培養した後、培養細胞を顕微鏡観察し、培養細胞に現れるCPE (細胞変性) をもってウイルス増殖の有無を確認し、その濃度を算出した。

④評価:
試験結果において、検査時点ごとに、対照区に対する試験区の減少率 (%)を算出し、効果を確認した。なお、本試験において減少率は以下の式で算出した。

減少率(%)=(対照区-試験区)/対照区 ×100

11. 結果

SARS-CoV-2 に対する試験結果を表1及び図1に示した。
対照区では試験開始時から、開始後60分までの間にウイルス量の変化は見られなかった (1067TCID 50/mL)。 試験区では開始後1分で<102 TCID 50/mL (減少率: 99.99%以上)、 試験区2では開始後1分 1055TCID 50mL (減少率: 93.60%)、 60分で101TCID g/mL(減 少率: 98.42%)となった。

新型コロナウイルスに対する不活化効果試験
新型コロナウイルスに対する不活化効果試験

12. 考察

今回、試験資材のSARS-CoV-2 (新型コロナウイルス) に対する不活化効果試験を実施した。
その結果、試験資材①において、1分で 99.99%以上、試験資材②において、1分まで93.60%、60分で98.42%の不活化効果があることが判明した。

2)インフルエンザウイルスに対するウイルス不活化効果試験

作用液のウイルス感染価測定結果
試験ウイルス 対象 Log TCID50/mL
開始時 1分後 1時間後 6時間後

インフルエンザ

ウイルス

検体 <2.5 <2.5 <2.5
対照(精製水) 6.8 6.0 6.3

<2.5:検出せず

TCID50:median tissue culture infectious dose, 50%組織培養感染量

作用温度:室温

検体:蒸留精製竹酢液1mLにウイルス液0.1mLを添加

対照:精製水

感染価測定法:TCID50

検査機関:日本食品分析センター(試験番号:第20078609001-0501号)

<試験結果>
インフルエンザウイルスに対する蒸留精製竹酢液のウイルス不活化試験を実施した。
上述の試験結果のとおり、添加1分後にはインフルエンザウイルスが検出されなかったことから、蒸留精製竹酢液はインフルエンザウイルスに対して即効性のある不活化効果があることが認められた。
<インフルエンザウイルスとは>
インフルエンザウイルスは構造の違いでA型・B型・C型の3種に大きく分けられ、そのうち主にA型とB型のウイルスが冬場に大きな流行を起こす。B型はA型の流行が終息する春先に流行することが多い。感染経路としては、感染者の咳やくしゃみで周りに飛び散った飛沫を吸い込む飛沫感染のほか、手や物に付着したウイルスで感染する接触感染がある。潜伏期間は1~4日程度で、小児や高齢者では重症化することがあり、インフルエンザ脳炎などの合併症が起こることもある。

3)ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス)に対するウイルス不活化効果試験

作用液のウイルス感染価測定結果
試験ウイルス 対象 Log TCID50/mL
開始時 1分後 1時間後 6時間後

ネコカリシ

ウイルス

検体 6.3 5.0 <3.5
対照(精製水) 6.7 6.0 7.0

<3.5:検出せず

TCID50:median tissue culture infectious dose, 50%組織培養感染量

作用温度:室温

検体:蒸留精製竹酢液1mLにウイルス液0.1mLを添加

対照:精製水

感染価測定法:TCID50

検査機関:日本食品分析センター(試験番号:第20078609001-0601号)

※ネコカリシウイルス:ノロウイルスの代替ウイルス

<試験結果>
細胞培養が困難なノロウイルスの代替ウイルスとして、ネコカリシウイルスを用いて蒸留精製竹酢液のウイルス不活化試験を実施した。
上述の試験結果のとおり、添加6時間後にはネコカリシウイルスが検出されなかったことから、蒸留精製竹酢液はネコカリシウイルスに対して一定の不活化効果があることが認められた。
<ノロウイルスとは>
ノロウイルス感染症は、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こす。長期免疫が成立しないため何度もかかる。主に冬場に多発し、11月頃から流行がはじまり12〜2月にピークを迎えるが、年間を通して発生する。

殺菌効果の試験結果について

1)白癬菌(水虫菌)に対する殺菌効果

生菌数測定結果
試験菌 対象 Log TCID50/mL
開始時 1分後 1時間後 6時間後

ネコカリシ

ウイルス

検体 <10 <10 <10
対照 4.1×105 5.0×105 3.5×105

<10:検出せず

保存温度:室温

検体:蒸留精製竹酢液10mLに試験菌液0.1mL(菌数:107~108/mL)を接種

対照:精製水

検査機関:日本食品分析センター(試験番号:第20078609001-0401号)

写真-1 白癬菌 対照 開始時
写真-2 白癬菌 検体 1分後
<試験結果>
水虫の原因である白癬菌(水虫菌)に対する蒸留精製竹酢液の殺菌効果試験を実施した。
上述の試験結果のとおり、接種1分後には白癬菌が検出されなかったことから、蒸留精製竹酢液は白癬菌に対して即効性のある殺菌効果があることが認められた。
<白癬菌とは>
白癬とは、白癬菌というカビによって生じる感染症で、足にできる白癬「足白癬」は俗称「水虫」と呼ばれる。日本では10種類ほどの白癬菌が原因となるが、白癬菌はケラチンが多く存在する皮膚の角質層や毛、爪に感染する。日本では水虫は5人に1人、爪水虫は10人に1人が罹患しているといわれる。

2)大腸菌(O-157ベロ毒素生産株)に対する殺菌効果

生菌数測定結果
試験菌 対象 Log TCID50/mL
開始時 1分後 1時間後 6時間後

大腸菌

O-157

検体 5.2×105 <10 <10
対照 7.9×105 6.4×105 6.2×105

<10:検出せず

保存温度:室温

検体:蒸留精製竹酢液10mLに試験菌液0.1mL(菌数:107~108/mL)を接種

対照:精製水

検査機関:日本食品分析センター(試験番号:第20078609001-0201号)

写真-1 大腸菌(O-157)対照 開始時
写真-2 大腸菌(O-157)検体 1時間後
<試験結果>
食中毒等の原因となる大腸菌(O-157)に対する蒸留精製竹酢液の殺菌効果試験を実施した。
上述の試験結果のとおり、接種1時間後には大腸菌(O-157)が検出されなかったことから、蒸留精製竹酢液は大腸菌(O-157)に対して一定の殺菌効果があることが認められた。
<大腸菌(O-157ベロ毒素生産株)とは>
毒力の強いベロ毒素を産生する大腸菌の一種。抵抗力の弱い乳幼児や小児、高齢者が感染すると、腎機能や神経学的障害などの後遺症を残す可能性のある溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発するなど重症となる場合もある。食中毒が多発する初夏から初秋にかけて特に注意が必要。

3)黄色ブドウ球菌に対する殺菌効果

生菌数測定結果
試験菌 対象 Log TCID50/mL
開始時 1分後 1時間後 6時間後

黄色ブドウ球菌

検体 <10 <10 <10
対照 4.1×105 3.9×105 4.1×105

<10:検出せず

保存温度:室温

検体:蒸留精製竹酢液10mLに試験菌液0.1mL(菌数:107~108/mL)を接種

対照:精製水

検査機関:日本食品分析センター(試験番号:第20078609001-0301号)

写真-1 黄色ブドウ球菌 対照 開始時
写真-2 黄色ブドウ球菌 検体 1分後
<試験結果>
食中毒等の原因となる黄色ブドウ球菌に対する蒸留精製竹酢液の殺菌効果試験を実施した。
上述の試験結果のとおり、接種1分後には黄色ブドウ球菌が検出されなかったことから、蒸留精製竹酢液は黄色ブドウ球菌に対して即効性のある殺菌効果があることが認められた。
<黄色ブドウ球菌とは>
この細菌は食中毒の原因となるだけでなく、おでき・にきび・水虫等に存在する化膿性疾患の代表的起因菌である。そのため、健康な人でものどや鼻の中などに高率で検出され、ホコリの中など身近にも存在している。食べ物の中で増殖するときにエンテロトキシンという毒素をつくり、この毒素を食品と一緒に食べることにより、人に危害をおよぼす。

カテゴリ一覧

ページトップへ